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27歳所感。
26歳をどんな気持ちで迎えたのか。
記しておかなかったことを少し後悔。

26歳は人生で最もイケてない1年でした。
と同時に、最もリアルな1年でもあったかな。
良くも悪くも「現実」というでかい壁にぶち当たり。
得たものよりも失ったものの方が圧倒的に多く。
爽やかに、清々しい人では到底いられなかった。

27歳になるにあたり、ここ最近改めて見つめなおした26歳。

わかったことは、なにやらいろんなことがしっくりこない1年であったということ。
マイナス思考であるのは昔からの性分ではあるけれど、
ただただいつも悲観的に物事をとらえて嘆いてばかりいるわけではさすがになくて。
なんだか座りが悪いというか、はまってないというか。
自分の中でなんかがずれてる感じ。
ただ、なにがどんな風にずれているかが分からないから、
それが原因でもやもやする日々を過ごしていたのだな、ふむなるほど。
と、そこはしっくり。

もちろん歳を一つ重ねたからといって、
もやもやがぱーっと晴れるわけでもなく、
引き続き濃いもやもやの中で右往左往中ではあるけれど、

「今なんだかんだしっくりきてないのだ」

と分かっている状態であることには非常に意味があるわけで。
だからしょーがないじゃないと思える余裕が生まれるからね。

27歳はそのずれの原因を少しでも見つけれたらいいかなと思います。
引き続き現実と向き合いながら、いろんなことに折り合いをつけながら、
されど大事なものはこれ以上落としてしまわないように。

どこで何がずれてきたんだろうと振り返りながら、
落としてきたものも拾っていけたらと思います。
人生たまには逆走する期間も必要なんじゃないかしら。
何か一つでもばちっとしっくりはまった時に、
またエンジン全開がつがつ前進できると思う。
たぶん。

20歳のころに抱いた感情とはまた別の形で、
改めてこの詩を胸に刻んでおこうと思った、そんな27歳の始まり始まり。


「自分の感受性くらい」 茨城のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ


と、なんだかもやもや感漂う冴えない記録になってしまったけれど、
やっぱり誕生日は心から幸せを感じる1日であることには変わりなく、
みんなの優しさと温かさに大いに感謝しています。
そして、なんだかんだと揉めることが多くなってきたけど、
結局は見守ってくれる(と信じてる)両親へ、
今年も大きなありがとうを。


25歳の記録:生誕25周年
24歳の記録:肩肘はらない。
23歳の記録:9.20
22歳の記録:拝啓、父上様そして母上様。
by iibuta | 2012-09-20 02:07
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残したいときにだけ残す言葉。
by iibuta
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